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品質管理方法 その３ 前準備について
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これからの説明では道具は「品質管理試験その２」で説明した番号も付けてあります。
さて、試験ですが、現場で製造したスラリーから採取したものを使用します。
採取のための道具は、⑨２リットル容量の手付きプラスチックビーカーを使用します。
使用する容器はこれでなくても構いませんが、扱いやすいものを使用してください。
スラリーを2リットル程度採取すれば、３つの試験すべてに使うことができます。
試験の頻度は、通常１日に１回です。
その日の最初の製造、もしくは2バッチ目の製造の時に行うのがよいです。
試験を行う際に、注意していただく重要なことがあります。
それは、できる限り素早く試験をすることです。
なぜなら、スラリーの攪拌直後から膨張反応が始まるからです。
特に次回にお話しする膨張試験は攪拌直後から5分以内に行ってください。
次にフロー試験。最後は圧縮試験用型枠への流し込み という手順が効率的です。
そのためには、各試験の器具等は試験ができる状態に予め準備しておいてください。
