Adthermo
アドサーモ
製品の用途および主な特徴
【用途】
〇小規模の空洞充填に大変便利な材料。
〇道路下等の空洞充填、沈下修正工事の隙間充填、地盤沈下などによる床下空洞の充填、トンネルや地下シールド工事の背面空洞充填、更生管の裏込め、埋設廃管の充填など、いろいろな充填工事に活用できる。
【特徴】
〇小規模の空洞充填工事に最適。
〇水とセメントと混ぜるだけで高性能な充填材になる材料。
〇ハンドミキサーや小型グラウトミキサーで簡単に作れる。
〇製造量を大幅に削減できる。
〇高い流動性と注入後の体積膨張で狭い空洞も隙間のない充填が可能。
〇軽量な充填材になるため、地面への負担も低減できる。
使用するハンドミキサーは、回転数1000rpm以上でディスク型攪拌羽のものをご使用下さい。
アドサーモは、注入後に1~2時間でゆっくりと体積膨張します。(練水の温度、気温によって膨張時間が若干変わります。) 膨張中は流動性があるため、周囲へ圧力負荷をかけず隙間を充填していきます。仮に過剰に注入した場合でも、 注入口や確認孔から余剰分が出てきます。
硬化時間は使用するセメントによって変わりますが、普通セメントであれば(気温15~25℃)、 半日で歩行可能な強度になりますので、翌日の次工程がスムーズに行えます。なお、注入後1~2日まではスクレーパー等の工具で簡単に 切削ができるため、後加工も楽に行えます。体積膨張の様子をご覧下さい。
・主に沈下修正後の床下充填に使ってます。お施主様に「ウチの充填材は膨張するので隙間ができません」と説明すると安心してもらえます。また、軽量であることも喜ばれます。工事としても練る量が減って大助かりです。
・手軽に使えるのがいいです。作業量も減るし、作業スペースも取らない。他の業者さんから「これ何?」って聞かれたこともありますね。床下充填は沈下修正工事の最後の工程、アドサーモはしっかり充填ができるのでいいです。
・お施主から、これを使ってくれと言われて使った。ちゃんと膨張するね!最初使ったとき、こんなに水っぽくて確かに流れやすいけど大丈夫かなって感じだった。でもしっかり充填した。セメントもプレミックスされているほうがいいと思ってたが、他のプレミックス材より安いし、余っても運搬や保管に場所を取らないし、セメントは他で使えるので便利。
・隙間を埋めるのに無収縮(モルタル)を使う予定でいたが、強度を必要としないのでアドサーモを使った。価格も断然安いし、(練り量が大幅に削減でき)作業も楽になった。
・お施主様から膨張して床を持ち上げちゃうんじゃないかって質問されます。膨張してても流れるので大丈夫です。と答えると納得してもらえるが、そういうのを分かりやすく説明する動画を作ってくれるといいです。お施主さんが見ている前で、段ボールから秘密の粉を出してセメントと混ぜる。これ、ちょっと快感なんですよ。
・工場の設備下の空洞充填で使いました。消防法の関係で床を開削すると大変になるので大変助かりました。注入口と違う隙間から膨張して出てきて、隅々まで充填されるのが確認できました。
・更生管の裏込め充填で使用した。流動性が高く狭い隙間にも入り込み、膨張でしっかりと充填できる。スラリーの比重が軽いので、更生管の浮上防止が低減できるのもよい。