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あやつり人形いろいろ
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小さい頃に夢中になったテレビドラマにサンダーバードがありました。
出てくるメカの斬新さと絶体絶命の危機から人命を救う国際救助隊の活躍というハラハラドキドキの展開にくぎ付けになったものです。
このサンダーバードはジェリー・アンダーソン(英国)が原作で、糸あやつり人形のドラマでした。
この人形は単に糸であやつっていただけでなく、人形の唇に電磁石が内蔵されており、事前に録音された台詞に同期して唇を動かしていました。
アンダーソンさんはこの技法をスーパーマリオネーションと呼んでいました。「ネーション」を取ったら有名なゲーム名になるのは偶然です。
さて、あやつり人形にはいろいろな方法があり、先に述べたサンダーバードのような糸あやつり人形。NHKのひょっこりひょうたん島のような棒つかい人形、トッポジージョのような指人形など操作によってさまざまです。
これらのあやつり人形はパペットまたはマリオネットと呼ばれています。(腹話術の人形もそうです。)
日本では今から約340年にすでに人形を使う芸能が行われていました。
文楽・人形浄瑠璃がそうでありパペットの一種と言えます。現在の人形浄瑠璃は人形を三人で操ります。
アメリカのテレビ番組のセサミストリートにもユニークなパペットが大勢出てきます(約1800人(?)いるそうです!)。
この人形制作はジム・ヘンソンが手掛けたのですが、人形浄瑠璃から影響受けて手と棒を駆使して動かすことにしたそうです。
セサミストリートのパペット(ジム・ヘンソンさんはマペットと造語をつけています)は実に表情豊かです。
その理由は、声優さん自身が人形をあやつっていたからだそうです。声優さんも大変ですね~。