ザッツ談!! Chat
サンタさんは今どこに?
記事一覧
年末になると何かと気ぜわしくなりますね。
そんな中、大人も子供も楽しみにしているのがクリスマス。
特に小さな子供にとってクリスマスプレゼントは待ち遠しいんじゃないでしょうか。
サンタクロースが夜こっそり置いて行ってくれるプレゼント。
今で言う置き配ですね。
子供にとって、サンタさんは来るのかどうか、今どこにいるのか知りたくなりますね。
「サンタ追跡プログラム(ノーラッド・トラックス・サンタ」というのがあって、誰でも見ることができるんです。
このプログラム、なんと北アメリカ航空宇宙防衛司令部、通称NORADが運営しているのです。
NORADはアメリカ合衆国大統領とカナダ首相が指揮監督を務める軍管轄の組織です。
クリスマス・イブになるとサンタの出発をレーダーで確認し、飛行中を偵察衛星、イージス艦、戦闘機などで追跡して、その情報を軍関係者やボランティアがサイトで公開しているようです。
カナダ空軍は領空内でエスコートする戦闘機のパイロットを選出しているという徹底ぶり。
これを1955年から毎年続けているのです。
もともと、アメリカの百貨店シアーズが子供向けのサンタクロース・ホットラインを開設し広告を出したところ間違った電話番号を載せてしまい、その電話が偶然にも当時のCONAD(後にNORADに引き継がれる)の司令長官へのホットライン電話だったそう。
子供からの電話を取ったハリー・シャウブ大佐が、子供の「サンタさん?」という問いかけに「レーダーによれば、サンタは今、北極から南に向かったよ。」と機転を利かせて答えたのが始まりで、毎年の恒例行事になったらしいです。
このいきさつは子細な違いでいろいろ説があるようですが、子供の夢を壊さないようにしようとするなんと素晴らしいプログラムだと思いませんか?
今ではグーグルでも追跡の状況が見られるようですよ。