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シマウマのシマ
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シマウマは、大型動物の中でも独特の模様をしていますね。
独特の模様を持っている他の動物にはキリンがいますが、シマウマは白黒のコントラストが際立ったシマ模様になっています。
なぜこんなシマ模様になっているのかは、今だはっきりと解明されていないようです。
ひとつの説ではブッシュの中でカモフラージュになるためと言われていましたが、草原にも生息していることが多くどうも怪しい理屈に思えます。
もし、カモフラージュが有効ならば、他の草食動物も似たような模様を持っていても不思議ではありませんよね。
また、一匹ではシマが目立つけど群れが一塊になっていると各個体の識別が難しくなって狙われにくいという説もあります。(確かに見にくい。)
他の説では、暑いところにいるシマウマほどシマ模様の数が多くて濃い傾向にあることから、黒の白の違いで皮膚表面に小さな気流が生じ表面温度を下げているということです。
シマ模様のない動物をくらべると3℃低くなるそうです。
この3℃のちがいで病気を媒体するツェツェバエからの感染が低減されるらしいです。
その他にもシマ模様の違いで仲間を見分けるとかいろいろ説があります。
ところで、シマウマのシマはタテ縞でしょうか?ヨコ縞でしょうか?
そりゃあタテ縞でしょ!って思いますよね。
でも生物学的には脊椎動物は、頭を上、尾を下に、つまり立った状態で見るためヨコ縞になるそうです。